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時雨。「うしろすがたのしぐれてゆくか」、種田山頭火。

朝、NHK-FMを聞いていたら、
冒頭のあいさつで、時雨(しぐれ)の話題が出ていました。

《音楽遊覧飛行  -食と音楽で巡る地球の旅- ~食感を楽しむ食べもの2~》
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2014-11-26&ch=07&eid=87154&f=2298

東京地方は、きのうからずっと雨が降り続けています。

時雨は、
晩秋から初冬にかけて、降ったりやんだり、
断続的に降る小雨というのが、辞書に載っている解説です。

晴れていたかと思うと、雲が生じ、しばらくして雨が降る。
けれどすぐに止んだと思ったら、また降り出す。
そんな雰囲気です。

時雨はその定めのなさ、はかなさに重きがおかれ、
詩歌に表現されてきたようです。

NHKの番組では、確か、
「ささ竹にさやさやと降るしぐれかな」(士朗)が
紹介されていました。

「時雨」(正確には「初時雨」)で思い出すのは、
松尾芭蕉の、
「初しぐれ猿も小蓑をほしげなり」
そして、自由律句で知られる
種田山頭火の
「うしろすがたの しぐれてゆくか」

山頭火は、出家して全国を漂泊しながら、
自由律の句を詠んでいます。

上の句もそのひとつで、
1931(昭和6年)12月24日に
福岡県八女市で作られました。

http://fukuoka-senjin.kinin.com/item/1317

「うしろすがた」は山頭火自身。
「しぐれて(る)」の文字通りの意味は、
「時雨になる」ですが、
一人で漂泊しつづけた、彼の定めのない、
はかない人生を示しているのではないでしょうか。





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nikitoki

先日、放送された脚本家・早坂暁さんの遺作《花へんろ 特別編「春子の人形」》
https://www.nhk.or.jp/dsp/hanahenrosp/
その中で、ご実家と係わりがあった種田山頭火の歌が出てきました。
そのせいか、この記事にエントリーが集まっているようです。
なおドラマはBSプレミアムで9月1日午後3時に再放送されます。
by nikitoki (2018-08-18 19:27) 

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