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画家・安野光雅さんの気に入った言葉「雲中一雁(うんちゅういちがん)」。

2012年9月9日と16日に放送された
NHKの日曜美術館に感銘を受けました。

画家の安野光雅さんの、
絵の製作過程を追ったドキュメンタリーです。

《画家 安野光雅 「雲中一雁」の旅》
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2012/0909/index.html

このタイトルにある「雲中一雁」とは、「うんちゅういちがん」と読みます。

以前にもご紹介した、安野さんが書かれた
「絵のある自伝」の中にも出てくる言葉。

「雲の中で群れに遅れたのか、はぐれたのか、
一羽の雁が飛んでいく。絵描きの自分もそんなもんかなと」。

もともとは中国の言葉。
解釈は、安野さん独自のものかもしれないよう。

自分の生き方をあらわす言葉として、
大変気に入っていて、自作に押す印にも、
その言葉を記したものがあるそうです。
(週刊朝日の元編集長が作ったものだとか)

普通、雁は、雁行とよばれるように、
斜めになったり、ときには山型になりながら、
群れをなして飛んでいきます。

しかし、たた一羽、そこから離れて、飛んでいる。
一人になっても、前がよく見えない雲の中にはいっても
飛んでいくのだぞという、強い意思を感じますね。

番組では、「旅の絵本」シリーズの
日本編制作の様子が、主に描かれていました。

ご出身の津和野の風景。
それを写生し、下書きし、彩色していく過程が、
じっくりととらえられていました。

描いている時のお顔の表情のいいことと言ったら。

自分も仕事をしているとき、
あのように、楽しそうな顔で仕事をしているかと、
大いに考えさせられたことでした。

関連エントリー
画家・安野光雅さんの「絵のある自伝」。空想の演説。



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コメント 1

nikitoki

2018年7月4日の「又吉直樹のヘウレーカ!」は、「本当のことは目に見えないのか?」と題して放送予定。安野光雅さんが登場するようです。http://www4.nhk.or.jp/heureka/
by nikitoki (2018-06-29 09:59) 

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