So-net無料ブログ作成

家事評論家・吉沢久子さん、96歳。一人暮らし30年。一人を楽しむコツは?

今から3年ほど前、家事評論家の吉沢久子さんの
本をご紹介しました。

あれから3年。
吉沢さんは96歳で、今でもお元気で、
一人暮らしをしていらっしゃるようです。

2014年3月15日、毎日新聞の朝刊に記事が掲載されていました。
《山をおりる:「1人」を楽しむには 家事評論家・吉沢久子さんに聞く
毎日新聞 2014年03月15日 東京朝刊》
http://mainichi.jp/shimen/news/20140315ddm013040002000c.html
(全文読むには、購読者でかつ登録が必要)

吉沢さんは、姑、そして夫で文芸評論家の古谷綱武氏を
見送ってから一人暮らしをはじめて30年になるのだとか。

そしてこうおっしゃっています。
「今が一番幸せ」。

一人暮らしを楽しむコツを記者が尋ねています。

姑、夫が生きていた頃から、家のことは、
すべて吉沢さんがやっていたそう。
お二人が亡くなり、それまで3人分やっていたことが
1人分になった。それで軽やかになったと。

けれど一人になるとなにかとルーズになる。
それを反省し、命の世話をしようと思ったところ、
仲良しの大工さんがメダカを持って来てくれたとのこと。

命を預かることで、《責任感が生まれ、暮らしに張りができ》たと。

自分の能力の範囲で、動物や草花の世話をするのは、
心の潤いとともに、張りを与えるのですね。

「この子のために生きねば」という言葉がありますが、
自分が他人やほかの生き物のためになっている
ということは、大切なことなのですね。

続いて述べられているのは、美しさを見つけるということ。

外国など外に出歩けなくなったので、
《動けなくなっても楽しめるものを見つけるようにしてい》るんですね。

具体的には?

《家中に虫眼鏡を置いていて、
美しいものを見つけたらじっと見》
ているそうです。

美しいものとは?
庭のハコベやイヌノフグリなど。

こうした草花は普段、見つめること、
さらには虫眼鏡で拡大してまで観察することは
余りないですが、じっくりと見ると新たな発見があるようですね。

これは、夫であった古谷さんの影響。
次のように語っておいでです。

《「美しいものはどんな小さなものも見逃すな」。
これは古谷が昔からよく言っていたことで、
「言葉の宝物」をもらったと思っています。
古谷は「誰にでも欠点はあるのだから
いいところを探せ」とも言っていて、
人との付き合いではちょっとした心遣いや
言葉遣いの美しさを見逃さないようにしています》。

夫からの「言葉の宝物」っていいですね。
自然のみならず、人の行動、言葉の中にも
美しさを見つける。
なんてすばらしい考え方なんでしょうか。

最後に、吉沢さんは、
一人暮らしに大切なことを語っていらっしゃいます。

それは何でしょうか?

《1人暮らしは本当に自由ですが、何かあった時には覚悟が必要です》と。

自分で選んだことだから、孤独死とは言われたくない。
覚悟を持った上で一人暮らしを楽しむ。
そして自分でできることは自分でする。

なるほど。
やはり一人で生きて行くには、
それ相応の覚悟が必要なんですね。

「今日が最高」という志で、
一日一日を楽しく生きたいという吉沢さん。

その精神を学びたいですね。

この2月に出された新刊です。

96歳 いまがいちばん幸せ》(Amazon)


関連エントリー
93歳。現役の家事評論家・吉沢久子さんの知恵「前向き。」



nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 1

nikitoki

2017年7月12日の「NHK深夜便」内の【明日へのことば】で、99歳の吉沢久子さんの言葉が紹介されたせいか、このエントリーにアクセスが集まっています。《今が一番幸せ 家事評論家・エッセイスト 吉沢久子》
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/2pro.html

by nikitoki (2017-07-13 10:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0