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「前後際断」の心。過去にも未来にもとらわれない。瞬間瞬間を生かし切る。

「今、この瞬間を生ききる」。

そんなことを、以前のエントリーで書きました。

新たに教わった言葉があります。
禅の世界の言葉で、「前後際断」。

曹洞宗の道元師も、


また江戸時代の沢庵和尚(臨済宗)も
この言葉を説いているそうです。

前際(過去)と後際(未来)は断ち切れている。
それゆえ現在の状況を、過去や現在と対比するあり方を否定。
存在は、時間性によって規定されていないことを
示しているのだそう。

人は、過去に、とらわれ、後悔したり、あきらめたり、
悲観したりして、今を過ごします。

一方で、まだ起こらぬ先の未来を不安に思ったり、
逆に、都合のいいことが起こるのかと妄想したりして、
今を過ごします。

それは、過去、未来にとらわれてしまって、
今をしっかり生きていない状態だというのです。

前にも後にも囚われず、今、この瞬間を、
精一杯、生かし切るというのが、
「前後際断」の持つ意味だそう。

自分は、知らなかったのですが、阪神タイガース、そして
現在は、東北楽天ゴールデンイーグルスの下柳剛投手は、
この言葉「前後際断」が信条でグローブに刺繍していたり、
この文句が入ったジャンパーを作ったりしているのだとか。

下柳剛オフィシャルサイト
http://www.shimoyanagi.com/

1968年5月16日生まれの下柳投手。
今年の誕生日で44歳ですね。

昨日のロッテとのオープン戦では、6回を1失点におさえ、
先発ローテーション入りを確実にしたそう。

過去の栄光に頼らず、未来の不安を恐れず、
今の1球1球を大切にしている下柳投手。
活躍してほしいですね。

関連エントリー
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nikitoki

2017年9月3日、「おんな城主 直虎」の中で、禅語「前後裁断」がでてきたせいか、このエントリーにアクセスが集まっています。
by nikitoki (2017-09-03 23:28) 

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